全250色の日本の伝統色カラーパレット

梅鼠

UMENEZUMI

#9E7A7A

R: 158

G: 122

B: 122

C: 0%

M: 23%

Y: 23%

K: 38%

H: 0

S: 16%

L: 55%

H: 0

S: 23%

V: 62%

L: 55

a: 14

b: 5

X: 25

Y: 23

Z: 21

梅鼠(うめねずみ)は、赤みがかった薄い鼠色を指し、赤い色合いを表現するために『紅梅色』の「梅」を冠しています。また、梅の特産地である豊後(現在の大分県)にちなみ『豊後鼠(ぶんごねず)』とも呼ばれます。江戸時代、幕府の「奢侈禁止令」により染色が茶系、鼠系、紺系などに制限された中で、人々は微妙な色合いを工夫し、それを着物に取り入れて楽しみました。これが「四十八茶百鼠」と呼ばれる流行色の一環です。『梅鼠』もその一つで、他にも『桜鼠(さくらねず)』や『柳鼠(やなぎねず)』など、さまざまな色合いが生み出されました。

※ 文章校正の一部にAIを使用しています

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