全250色の日本の伝統色カラーパレット
露草
TSUYUKUSA
#2EA9DF
R: 46
G: 169
B: 223
C: 79%
M: 24%
Y: 0%
K: 13%
H: 198
S: 73%
L: 53%
H: 198
S: 79%
V: 87%
L: 65
a: -15
b: -37
X: 29
Y: 34
Z: 75
露草色(つゆくさいろ)は、早朝に咲く露草の花にちなんだ明るい薄青色です。露草はツユクサ科の一年草で、日本各地の道端や川辺に自生し、花や葉の汁を布に摺りつけて染めたことから「着き草」とも呼ばれ、また「月草」「鴨頭草」とも書かれました。万葉時代には摺染として用いられ、脱色しやすい特性から現在でも友禅や紋染の下絵作業に使われています。この色の落ちやすさから、「うつろう」「消える」といった意味を持つ枕詞としても使われました。平安時代の襲の色目では、「表・縹、裏・薄縹」として秋に用いられました。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています