全250色の日本の伝統色カラーパレット

鉄紺

TETSUKON

#261E47

R: 38

G: 30

B: 71

C: 46%

M: 58%

Y: 0%

K: 72%

H: 252

S: 41%

L: 20%

H: 252

S: 58%

V: 28%

L: 14

a: 16

b: -24

X: 2

Y: 2

Z: 6

鉄紺(てつこん)は、緑がかった深い青色で、『鉄色』と『紺色』が組み合わさった色です。紺色自体は藍染によって繰り返し染められることで得られ、江戸時代には日常的で広く使われる色として需要が高まりました。そのため、染物屋が『紺屋(こうや)』と呼ばれたことからも、その人気ぶりがうかがえます。藍染は染め重ねることで紫がかった色合いになることもあり、紫みが強い場合は『紫紺』や『茄子紺』と呼ばれていました。一方で、緑みがかった紺色は『鉄』の名をつけて区別され、『鉄紺』とされました。この色合いは平安時代の『濃藍(こいあい)』に近い濃さがあります。また、『紺鉄(こんてつ)』という色も存在し、これは鉄紺よりもやや明るい色合いです。ちなみに、東洋大学陸上部の襷の色として知られているのが、この『鉄紺』です。

※ 文章校正の一部にAIを使用しています

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