全250色の日本の伝統色カラーパレット
雀茶
SUZUMECHA
#8F5A3C
R: 143
G: 90
B: 60
C: 0%
M: 37%
Y: 58%
K: 44%
H: 22
S: 41%
L: 40%
H: 22
S: 58%
V: 56%
L: 43
a: 19
b: 26
X: 16
Y: 13
Z: 6
雀茶(すずめちゃ)は、雀の頭部の羽のような赤黒い茶色を指します。その名の通り、雀の頭の色に由来する『茶色』で、同じく雀の羽の色から名付けられた『雀色(すずめいろ)』と同色とされますが、『雀色』のほうがやや淡く赤みがかっているという説もあり、染め色としては境界が曖昧です。江戸時代には「四十八茶百鼠」の流行により、茶色系と鼠色系の色が数多く登場し、古来の色名に『茶』や『鼠』をつけて新たな呼び方が生まれました。『雀茶』もこの頃に登場した色と考えられますが、江戸時代の文献に染色の記述が見当たらないため、一般に使われるようになったのは明治以降とされています。渋みと落ち着きを感じさせる伝統的な色合いです。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています