全250色の日本の伝統色カラーパレット

蘇芳香

SUOHKOH

#A96360

R: 169

G: 99

B: 96

C: 0%

M: 41%

Y: 43%

K: 34%

H: 2

S: 30%

L: 52%

H: 2

S: 43%

V: 66%

L: 50

a: 28

b: 14

X: 23

Y: 18

Z: 13

蘇芳(すおう)は、古代から用いられた紫みのある赤色で、特に鉄媒染による染色は、紅花や紫の染色が奢侈禁止令により制限された江戸時代に『似紫(にせむらさき)』として使用されました。蘇芳は古代では『紫』に次ぐ高貴な色とされ、その理由は色合いが紫に似ていることと、舶来品の貴重な染料であったためです。延喜式では、『深蘇芳』『中蘇芳』『浅蘇芳』の3つの濃淡が記録されています。また、『今昔物語』では、固まりかけた血液の色を表現する際にも使われており、古来より特別な意味を持つ色として扱われてきました。

※ 文章校正の一部にAIを使用しています

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