全250色の日本の伝統色カラーパレット
空
SORA
#58B2DC
R: 88
G: 178
B: 220
C: 60%
M: 19%
Y: 0%
K: 14%
H: 199
S: 65%
L: 60%
H: 199
S: 60%
V: 86%
L: 69
a: -15
b: -29
X: 33
Y: 39
Z: 74
空色(そらいろ)は、晴れた昼間の空を思わせる、紫みを帯びた薄く明るい青色です。「天」と書いて「そら」と読んだり、「真空色(まそらいろ)」「空天色(くうてんしょく)」「碧天(へきてん)」とも表記されました。中国明代の技術書『天工開物』には「天青色」として記載され、藍の淡染の上に蘇芳水を重ねる染色法が説明されています。「天色」と表記すると、読み方によって意味が変わり、「そらいろ」と読むと空色と同じ明るい青色を指しますが、「あまいろ」と読むと、もう少し青みが強く鮮やかな色を表します。空色は古くから日本で親しまれてきた色名ですが、特に明治・大正時代以降、文学作品にも多く用いられるようになり、さらに広く知られるようになりました。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています