全250色の日本の伝統色カラーパレット
桜
SAKURA
#FEDFE1
R: 254
G: 223
B: 225
C: 0%
M: 12%
Y: 11%
K: 0%
H: 356
S: 94%
L: 94%
H: 356
S: 12%
V: 100%
L: 91
a: 11
b: 3
X: 81
Y: 79
Z: 82
桜色(さくらいろ)は、桜の花びらを思わせる赤みがかった淡い紅色を指し、紅染(べにぞめ)の中でも最も淡い色です。ほんのり酔った女性の顔や、肌が赤みを帯びた様子にも使われます。この色名は平安時代から一般化し、『古今和歌集』には「桜色に衣は深く染めて着む 花の散りなむ後の形見に」と記されています。ただし、当初は色名ではなく「桜の色に」と言う意味を省略した表現でした。平安時代における桜とは主に「山桜(ヤマザクラ)」を指し、『桜色』もその花の色に由来しています。重(かさね)の色目では、実際の花の色に近づけるため「表・白、裏・赤花」の組み合わせが用いられ、若葉の赤みと桜花の淡い紅色を表現しています。なお、英語で桜色を意味する『チェリー』はさくらんぼの果皮の色に由来する濃い赤色で、日本の伝統色の『桜色』とは異なります。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています