全250色の日本の伝統色カラーパレット
熨斗目花
NOSHIMEHANA
#2B5F75
R: 43
G: 95
B: 117
C: 63%
M: 19%
Y: 0%
K: 54%
H: 198
S: 46%
L: 31%
H: 198
S: 63%
V: 46%
L: 38
a: -10
b: -18
X: 8
Y: 10
Z: 18
熨斗目花色(のしめはないろ)は、熨斗目色よりも灰みが強い濃い青色のことです。江戸時代の「手鑑模様節用」には「舛花いろ、三舛所好の色、濃きをのしめ花色と云ふ」と記されています。三升は市川團十郎の家紋で、舛花色(ますはないろ)は五世団十郎が好んだ薄花色を指し、それよりも濃い藍染の色が「熨斗目花色」です。熨斗目は生糸を経糸、半練糸を緯糸に用いた平織のことで、縞や格子に織り出し、江戸時代では士分以上の礼服として用いられました。「熨斗目花色」はこの織物の地色に使われた花色の一種で、他に「熨斗目空色」「熨斗目浅葱」「熨斗目紺青」などの色もあります。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています