全250色の日本の伝統色カラーパレット
似紫
NISEMURASAKI
#562E37
R: 86
G: 46
B: 55
C: 0%
M: 47%
Y: 36%
K: 66%
H: 347
S: 30%
L: 26%
H: 347
S: 47%
V: 34%
L: 24
a: 20
b: 2
X: 6
Y: 4
Z: 4
似紫(にせむらさき)は、くすんだ青みを帯びた赤紫色を指します。紫根染が高価であったため、紫根の代わりに藍で下染めし、茜や蘇芳を重ねる、または蘇芳を鉄で発色させて紫色に染める技法が用いられていました。これらは紫根で染めた「本紫」に対し、紫に似せた色として「似紫」と呼ばれました。江戸初期には本紫が禁制とされ、偽色が盛んに染められるようになりましたが、あえて「似せ」を冠したところに江戸庶民の知恵が感じられます。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています