全250色の日本の伝統色カラーパレット
撫子
NADESHIKO
#DC9FB4
R: 220
G: 159
B: 180
C: 0%
M: 28%
Y: 18%
K: 14%
H: 339
S: 47%
L: 74%
H: 339
S: 28%
V: 86%
L: 72
a: 26
b: -2
X: 50
Y: 43
Z: 49
撫子色(なでしこいろ)は、ナデシコ科の植物である撫子の花に似た、やや紫みを帯びた薄紅色を指します。平安時代から伝わる伝統色で、襲(かさね)の色目にも用いられ、表は紅梅、裏は青などの組み合わせがありました。撫子は夏から秋にかけて可憐な花を咲かせ、その一種であるカワラナデシコは別名「大和撫子」として、日本女性の美称ともなっています。また、秋の七草の一つでもあり、中国から伝わった石竹(せきちく)は「唐撫子」とも呼ばれ、石竹色としても知られています。撫子色は、和服や和装小物、さらに女性向けの商品にも多く使われ、上品で優美な印象を与える色合いとして親しまれています。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています