全250色の日本の伝統色カラーパレット
紫
MURASAKI
#592C63
R: 89
G: 44
B: 99
C: 10%
M: 56%
Y: 0%
K: 61%
H: 289
S: 38%
L: 28%
H: 289
S: 56%
V: 39%
L: 26
a: 30
b: -24
X: 7
Y: 5
Z: 12
紫(むらさき)は、紫草の根(紫根)で染められた赤と青の中間色で、紫系統の色の総称でもあります。飛鳥時代から存在し、JIS規格にも定められた基準色です。紫草は「群ら咲き」が語源とされ、平安時代の文学に多く登場し、染料や生薬として珍重されてきました。『延喜式』では、紫を深紫、浅紫、中紫に分類し、位階や僧侶の象徴色として使われ、江戸時代には代用品の『似紫』が流行し、伝統的なものは『本紫』と区別されました。現代でも「紫綬褒章」など栄誉ある色として尊ばれ、JIS規格では『紫』と『パープル』が異なる色とされています。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています