全250色の日本の伝統色カラーパレット
萌黄
MOEGI
#7BA23F
R: 123
G: 162
B: 63
C: 24%
M: 0%
Y: 61%
K: 36%
H: 84
S: 44%
L: 44%
H: 84
S: 61%
V: 64%
L: 62
a: -29
b: 46
X: 22
Y: 30
Z: 9
萌黄色(もえぎいろ)は、春に芽吹く若葉のような鮮やかな黄緑色で、平安時代から使われてきた伝統的な色名です。「萌木」とも表記され、新緑の若木の色から若さの象徴とされ、平安時代には若者向けの色として好まれました。『平家物語』では、十八歳の平敦盛が「萌黄縅(もえぎおぞし)」の鎧を、二十歳の那須与一が「萌黄匂(もえぎにおい)」の鎧を身に着け、若武者の象徴として使われています。また、「萌葱(もえぎ)」と表記される場合は、青葱に由来する濃い緑色を指し、江戸時代に流行しました。歌舞伎の定式幕にも、「黒」「柿」「萌葱色」の三色が使われています。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています