全250色の日本の伝統色カラーパレット
桑染
KUWAZOME
#64363C
R: 100
G: 54
B: 60
C: 0%
M: 46%
Y: 40%
K: 61%
H: 352
S: 30%
L: 30%
H: 352
S: 46%
V: 39%
L: 29
a: 21
b: 5
X: 7
Y: 6
Z: 5
桑染(くわぞめ)は、褐色がかったくすんだ黄色を指し、古くから使われてきた伝統的な色です。『衣服令』では、黄よりも上位の色として位置付けられていましたが、高貴な色ではありません。江戸時代には、この色を『桑茶(くわちゃ)』と呼びました。時代の変化とともに染料や技法が異なるため、桑染の色合いには幅があり、桑染と桑茶を別の色とする見解もあります。『三人ながら桑染の木綿足袋はかれしに、独はな緒ずれの跡なき御方あり』のように、古典文学でも登場する色で、時代や用途に応じて幅広く用いられてきました。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています