全250色の日本の伝統色カラーパレット
黒橡
KUROTSURUBAMI
#0B1013
R: 11
G: 16
B: 19
C: 42%
M: 16%
Y: 0%
K: 93%
H: 203
S: 27%
L: 6%
H: 202
S: 42%
V: 7%
L: 4
a: -1
b: -2
X: 0
Y: 0
Z: 1
黒橡(くろつるばみ)は、橡(くぬぎ)の実を砕いて煎じ、鉄媒染で発色させた青みがかった黒色です。橡は櫟(くぬぎ)の古名で、灰汁で染めると黄褐色の「黄橡」になります。泥染めによる黒色は身分の低い者の衣服に使われましたが、ドングリを用いた黒橡は高貴な黒染めと同じく、貴人の喪服として用いられ、伝統色名として受け継がれてきました。『万葉集』に登場する「橡の衣」は、この黒橡色の衣を指します。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています