全250色の日本の伝統色カラーパレット
黄櫨染
KOHROZEN
#7D532C
R: 125
G: 83
B: 44
C: 0%
M: 34%
Y: 65%
K: 51%
H: 29
S: 48%
L: 33%
H: 29
S: 65%
V: 49%
L: 39
a: 13
b: 30
X: 12
Y: 11
Z: 4
黄櫨染(こうろぜん)は、赤みを帯びた暗い黄褐色で、天皇陛下が儀式で着る袍の色です。この色は『絶対禁色』とされ、天皇以外は着用できません。染料は『延喜式』の縫殿寮の雑染用度に「黄櫨綾一疋、櫨十四斤、蘇芳十一斤」と記され、天位の象徴として盛夏の太陽を表しています。弘仁11年(820年)に天皇の袍の色として定められ、現代でも禁色として規制されています。『黄櫨染』の色調にはさまざまな説がありますが、長崎盛輝氏によれば、蘇芳や紫根の赤みが薄れて下染めの黄みが現れてくると推測されています。黄櫨は櫨の古名ですが、『黄櫨色』とは異なる色です。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています