全250色の日本の伝統色カラーパレット
琥珀
KOHAKU
#CA7A2C
R: 202
G: 122
B: 44
C: 0%
M: 40%
Y: 78%
K: 21%
H: 30
S: 64%
L: 48%
H: 30
S: 78%
V: 79%
L: 59
a: 25
b: 53
X: 32
Y: 27
Z: 6
琥珀色(こはくいろ)は、琥珀の石を思わせる透明感のある黄褐色で、英名では『アンバー(amber)』と呼ばれます。日本の伝統的な色名ではなく、明治以降の文学作品で見られるようになった色名で、西洋から『アンバー』が伝わった際に和訳されたと考えられます。古くから「琥珀」という名前は装飾品として使われていましたが、色名として用いられたのは後年のことです。琥珀とは、太古の樹脂が土中で石化した鉱物で、古くは「くはく」や「あかだま」とも呼ばれていました。大部分は不透明な黄橙色で、これが『琥珀色』の基となっています。研磨して飾り石にされ、特に昆虫などが含まれた「虫入り琥珀」は珍重されます。『琥珀色』は、琥珀の温かく柔らかな質感と色合いを表現するために、ウイスキーのような黄橙色の半透明の液体を詩情豊かに表す際にも好まれて用いられています。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています