全250色の日本の伝統色カラーパレット
媚茶
KOBICHA
#876633
R: 135
G: 102
B: 51
C: 0%
M: 24%
Y: 62%
K: 47%
H: 36
S: 45%
L: 36%
H: 36
S: 62%
V: 53%
L: 45
a: 7
b: 33
X: 15
Y: 15
Z: 5
媚茶(こびちゃ)は、やや黒ずんだ黄褐色で、濃い黄みの褐色や緑がかった茶色に用いられます。もともとは「昆布茶(こぶちゃ)」という名前で、海藻の昆布の色を表していましたが、「媚びるような艶っぽい色」という意味から「媚茶」という字が当てられるようになりました。江戸時代には『御ひいなかた』以来、雛形本の小袖の地色としてしばしば用いられ、人の気を引く色として親しまれてきました。また、媚茶は江戸時代に『四十八茶百鼠』と呼ばれた流行色の一つでもあり、上品さと落ち着きのある色合いとして和装に取り入れられました。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています