全250色の日本の伝統色カラーパレット
消炭
KESHIZUMI
#434343
R: 67
G: 67
B: 67
C: 0%
M: 0%
Y: 0%
K: 74%
H: 0
S: 0%
L: 26%
H: 0
S: 0%
V: 26%
L: 28
a: 0
b: 0
X: 5
Y: 6
Z: 6
消炭色(けしずみいろ)は、消し炭のような橙みを帯びた暗い灰色を指します。火を消した木炭の薄い灰を飛ばすと現れる炭の色を表現しており、黒に近い灰色ですが、『墨色(すみいろ)』ほど深くなく、どちらかといえば『薄墨色(うすずみいろ)』に近い色合いです。消し炭(けしずみ)は、燃え盛る薪の火を途中で消した、やわらかい炭のことを指します。一度燃えて火つきが良いため、現代でもキャンプなどで火種として利用されます。このような炭は「浮炭(うきずみ)」とも呼ばれます。また、消し炭が「火がおこりやすい」という特性から、「怒りやすい、怒りっぽい人」、すなわち「短気な人」を指す隠語としても使われます。消炭色は古い文献にはその名が見られないことから、明治期以降の色名であると思われます。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています