全250色の日本の伝統色カラーパレット
杜若
KAKITSUBATA
#622954
R: 98
G: 41
B: 84
C: 0%
M: 58%
Y: 14%
K: 62%
H: 315
S: 41%
L: 27%
H: 315
S: 58%
V: 38%
L: 26
a: 32
b: -14
X: 7
Y: 5
Z: 9
杜若(かきつばた)は、菖蒲色よりも赤みの強い紫色を指します。この植物はアヤメ科の多年草で、その名前は美しい花びらを摘んで布にこすりつけて染めたことに由来すると言われています。江戸中期の旗本で有職故実研究家の伊勢貞丈の著書『安齋随筆』には、「今江戸紫と云ふ色はカキツバタの花の色の如し」と記され、江戸時代には「江戸紫」として親しまれていました。襲の色目としては、「表・二藍、裏・萌葱」や「表・萌葱、裏・淡紅梅」といった組み合わせが用いられました。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています