全250色の日本の伝統色カラーパレット
褐
KACHI
#08192D
R: 8
G: 25
B: 45
C: 82%
M: 44%
Y: 0%
K: 82%
H: 212
S: 70%
L: 10%
H: 212
S: 82%
V: 18%
L: 8
a: 1
b: -16
X: 1
Y: 1
Z: 3
褐色(かちいろ)は、紺よりもさらに濃く、黒に近い藍色のことで、「かちん色」とも読みます。現代では「褐色」と書くと「かっしょく」と読み、茶系の「赤褐色」や「黄褐色」を指しますが、中世や近世の日本では濃い藍色の意味で使われていました。「かち」の由来は、藍を布に濃く染み込ませるために搗く(かつ)工程から来ており、「搗色」「褐色」「勝色」とも表記されました。特に武家の間では「かち=勝ち」との読みが縁起が良いとされ、「褐色威(おどし)」や「褐色の直垂(ひたたれ)」などの表記が軍記物語に多く見られます。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています