全250色の日本の伝統色カラーパレット
鶸萌黄
HIWAMOEGI
#90B44B
R: 144
G: 180
B: 75
C: 20%
M: 0%
Y: 58%
K: 29%
H: 81
S: 41%
L: 50%
H: 81
S: 58%
V: 71%
L: 69
a: -29
b: 49
X: 29
Y: 39
Z: 13
鶸萌黄(ひわもえぎ)は、鶸色と萌黄色の中間にあたる、黄みが強い黄緑色で、江戸中期に広く使われていた色です。『手鑑模様節用』には「ひわもえぎ」が「古名浅みどり」として記載されており、江戸時代に「浅緑」が鶸萌黄として定着したと考えられます。緑の染色には古くから刈安が使われており、この色を出すためには刈安を強く、藍を弱くして、黄みを際立たせるように染められていました。『染物早指南』には「鶸萌黄は、刈安を濃くして裏表に二度ずつ染め、藍は控えめにする」と記されています。また、「鶸」を冠する色には他にも「鶸色」「紅鶸色(べにひわいろ)」「鶸茶(ひわちゃ)」などがあり、それぞれ異なる黄緑のニュアンスを持っています。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています