全250色の日本の伝統色カラーパレット
檜皮
HIWADA
#854836
R: 133
G: 72
B: 54
C: 0%
M: 46%
Y: 59%
K: 48%
H: 14
S: 42%
L: 37%
H: 14
S: 59%
V: 52%
L: 38
a: 24
b: 22
X: 13
Y: 10
Z: 5
檜皮色(ひはだいろ)は、黒みがかった蘇芳(すおう)色を指す染め色の名で、檜の樹皮のような黒ずんだ赤茶色が特徴です。もともとは檜の樹皮で染めた色とも言われていますが、一般的には檜の樹皮に似た色合いを指します。平安時代にはすでによく知られていた色名で、『源氏物語』には「檜皮色の紙」や「檜皮色の袴」が登場しています。襲(かさね)の色目としても、「表が檜皮色、裏が檜皮色または縹(はなだ)」や「表が黒みのある蘇芳、裏が縹」など、季節を問わず十種類ほどの組み合わせが用いられていました。檜皮色は、落ち着いた深みのある色合いで、古くから貴族の装いに重用されました。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています