全250色の日本の伝統色カラーパレット
櫨染
HAJIZOME
#DDA52D
R: 221
G: 165
B: 45
C: 0%
M: 25%
Y: 80%
K: 13%
H: 41
S: 72%
L: 52%
H: 41
S: 80%
V: 87%
L: 71
a: 10
b: 65
X: 44
Y: 42
Z: 8
櫨染(はじぞめ)は、暖かみのある赤みを帯びた深い黄色を指します。山櫨(やまはぜ)の黄色い心材を染料にし、灰汁媒染で染められた色です。山櫨は山野に自生する落葉樹で、その実から蠟を取ることができます。古くはこの木を使って紙を染め、染紙として『正倉院文書』に記されています。また、『延喜縫殿式』には裂染の色としてその名が記されています。櫨染は平安時代には高貴な身分を象徴する衣の色としても愛され、格式のある色として使用されていました。温かみと深みがあり、伝統的な装飾や和装においても重んじられています。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています