全250色の日本の伝統色カラーパレット
藤鼠
FUJINEZUMI
#6E75A4
R: 110
G: 117
B: 164
C: 33%
M: 29%
Y: 0%
K: 36%
H: 232
S: 23%
L: 54%
H: 232
S: 33%
V: 64%
L: 50
a: 9
b: -26
X: 19
Y: 19
Z: 38
藤鼠(ふじねずみ)は、薄い藤色に灰色が加わった、落ち着いた青紫色を指します。江戸時代の中期から婦人の和服の地色として人気があり、明治・大正時代にも度々流行しました。明治27年頃には「新駒色」とも呼ばれ、当時の流行衣装雑誌『都の華』で紹介されています。染色法については、1853年(嘉永6年)に出版された『染物早指南』に「蘇芳水、唐藍、鉄漿、桃の皮を少量ずつ石灰水に入れる」と記載されています。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています