全250色の日本の伝統色カラーパレット
遠州茶
ENSYUCHA
#CA7853
R: 202
G: 120
B: 83
C: 0%
M: 41%
Y: 59%
K: 21%
H: 19
S: 53%
L: 56%
H: 19
S: 59%
V: 79%
L: 59
a: 29
b: 34
X: 33
Y: 27
Z: 12
遠州茶(えんしゅうちゃ)は、赤みがかった鈍い橙色で、戦国時代の武将であり江戸前期の茶人であった小堀遠州(こぼりえんしゅう)が好んだ色に由来します。遠州は号で、名は正一(まさかず)といい、建築、造園、茶道において多彩な才能を発揮した人物です。遠州茶の染色が始まったのは、彼が茶道や造園で活躍した寛永年間(1624-1644)以降のことです。『手鑑模様節用』には「もと織物の地色にして小堀遠州候このみ給ふところを云」と記され、彼の好みによって広まったことがわかります。落ち着いた渋みのある色調で、和服や茶道具などに用いられました。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています