全250色の日本の伝統色カラーパレット
長春
CYOHSYUN
#BF6766
R: 191
G: 103
B: 102
C: 0%
M: 46%
Y: 47%
K: 25%
H: 1
S: 41%
L: 57%
H: 1
S: 47%
V: 75%
L: 54
a: 35
b: 16
X: 29
Y: 22
Z: 15
長春色(ちょうしゅんいろ)は、灰色がかった鈍い紅色を指し、その名は中国から伝わった『庚申薔薇』の漢名である『長春花』に由来します。本来、『長春』は『常春(とこはる)』の意味ですが、この薔薇の花の色が由来となり、大正時代に流行しました。落ち着いた色合いが特徴で、女性たちの間で人気を博しました。英名では『オールドローズ』とも呼ばれます。薔薇は平安時代に中国などから渡来し、当時は『そうび』と呼ばれ、貴族たちの間で観賞用として愛されていました。『長春花』については鎌倉時代の歌人・藤原定家の『明月記』(1214年)にもその名が記録されていますが、色名としての『長春色』は近代に定着したものです。
※ 文章校正の一部にAIを使用しています